空の蒼さと山の碧と
studykr.exblog.jp
皆様、長い間本当にありがとうございました。m(_ _)m  (このブログは閉鎖しています。)遊実
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
呉善花氏著『新・スカートの風』

『新・スカートの風』呉善花(オ・ソンファ)著
呉善花氏略歴
1956年韓国済州島生まれ
1983年来日
大東文化大学卒業、東京外国語大学大学院修士課程(北米地域研究)修了
職業:ビジネス翻訳、通訳、大学講師等
主著:『スカートの風』、『続スカートの風』『これでは困る韓国~ニューカマー韓国人の対話』(共著)『私はいかにして「日本信徒」となったか』等多数

韓国ドラマにはまってから、韓国関連書籍を読みあさってます。(といっても読みやすそうなものばかり…。)
この人の本はまだ3,4冊しか読んでいないのですが、いろいろうなずけるところがあり、面白く読んでいます。
そのなかで、ずっと疑問に思っていたことで、そっかー!と納得したことがありました。

それは、「힘들다」という単語について。
韓国ドラマ・映画を見ていると、「つらい」という字幕のセリフの時、「ヒンドゥル…」と聞こえてくるのに、日韓辞典で「つらい」と引いても、違う単語(「ㅎ」で始まらない単語)しか載っていません。でもあるとき『冬のソナタ』の対訳本を読んでいたら、「힘들…」と出ていて、これだ!と思って今度はコスモス朝和辞典(第2版)で調べてみました。
「힘」…【名詞】力、元気
「힘들다」…【形容詞】力がいる、骨が折れる これの動詞は、「힘이 들다」

ええっ?どういうこと?字幕では「つらい」なのに…、近いけどちょっとわかんない!
それが、ここで紹介した『新・スカートの風』に書いてありました。
要約すると、
『韓国人にとってしたいことができないというのは、自分の力が弱いということ。そして、力が弱いということはすなわち倫理的な価値が低いということ。(韓国では倫理的な価値の高低をはっきりさせることが重要だそうです。)』
なるほどー、でした。
自分に力がなく、したいことができない状態が「つらい」ということなんですねー。
あー、すっきり!

呉善花さんは女性でありながら軍隊経験があり、クリスチャンのため、日本に来てから数年は日本になじむのに時間がかかったそうです。日本の神社(八百万の神)は理解できず、「悪霊退散!」というようなことを神社に叫んだり(!)、いろいろ面白いエピソードもあります。(『新スカートの風』は評論集なので、エピソードは少ないですが。)日本についての発見もたくさんあります。

ドラマで「つらい」という字幕の時、ちょっとセリフを聞いてみてください(^_-)
[PR]
by yumi-omma | 2004-11-14 12:35 | 韓国語学習