空の蒼さと山の碧と
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皆様、長い間本当にありがとうございました。m(_ _)m  (このブログは閉鎖しています。)遊実
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印象的なシーンの感想
全シーン語りたいのですが、特に印象的なところについて書きます。



【感動したシーン】
(1) ジキルとエマが愛を歌い上げるシーン
二人の純粋な愛が美しく高らかに歌い上げられ、劇場内は天上のような清らかさに包まれました。見ているだけで幸せな気持ちになりました。
本当に二人は愛し合い、幸せな時だった・・・と思います。
(2)実験直前のシーン~ハイドに変身するシーン
前半のハイライトシーンです。希望に満ちた表情で高らかに歌い上げるジキルが、ハイドに変化していくさまは本当に驚き以外の何ものでもありません。声が低く恐ろしそうに変化するだけでなく、目つきも異様な光を帯び、手つきや体の動き全体何もかもがジキルと違います。ジキルは上流階級の博士らしい上品さがありますが、ハイドにも上流階級らしさは残っていますが、獣じみた印象を与えます。
(3)初めての殺人シーン
買春した大司教を殺すのが最初の殺人です。ソバージュのようなロングヘアと毛皮のマントが異様な雰囲気を醸し出すのではなく、何よりもハイドの目つき、ためらいのない動きが恐ろしさを与えました。
体は恐怖に震えてしまい、この直後に休憩がありましたが、5分以上動悸が激しかったです。
(4)ルーシーとハイドのDangerous Gameシーン
ここは非常に難しいところだと思います。なぜなら舞台の格調を落とさずにアブノーマルなセックスを暗示させ、さらにルーシーとハイドが互いにどう思っているかを表現しなければならないからです。「考えるな、体は分かっている」という露骨な歌詞まで出てくるくらいです。ルーシーは心では拒否しながらもハイドに体を預け、溺れていくさまが美しくも官能的に描かれなければ、ルーシーが出てきた意義が失われてしまうくらいの大事なシーンだと思います。
このシーンは、スンウさん、キム・ソニョンさんとも完璧だったと思います。スンウさんがこれほどまでに官能的な演技が出来ることに驚きました。そしてここでは特に女性の表情が難しいと思うのですが、ソニョンさんが見せるルーシーの切なさと狂おしさが絶妙だったと感じました。
(5)ジキルとハイドの入れ替わり激しいラストシーン
これは以前動画で見た時には正直言ってかなりわざとらしい演出だな、と思っていました。左右の髪型を変えて、体の向きを変えるたびにジキルとハイドが入れ替わり、それをライトの色でさらに演出しています。激しく向きを変えるたびに歌い方を変え、ジキルは上を向き、指さしながら叫び、ハイドは下向きに咆えるように叫びます。
ですが実際にこのシーンを目の当たりにした時に、この演出に非常に惹かれました。見ていてジキルとハイドが戦い続けるさまに苦しくなり、思わず心の中でジキルを応援してしまいました。全力でジキルとハイドの葛藤を演じるスンウさんの姿に目が離せず、心が苦しくなりました。

【残念だったシーン】
全部素晴らしかったのですが、重箱の隅をつつくようにあえて言いたいことです。全体の完成度から考えたら気にしなくていいくらいのことです。
(1) ルーシーの娼館でのショウ
このミュージカルはダンスシーンがほとんどありません。ここが唯一と言っていいくらいなので、結構期待していました。ここのルーシーの歌は本当に素晴らしかったのですが・・・踊りに詳しくない私が言うのもおこがましいですが、書かせて頂きますと、ダンスが物足りなかったです。
ルーシーの歌の素晴らしさにダンスの実力がついていってないという感じで、手の動き一つとっても印象的じゃなかったです。最初は娼館のショウなので、わざと下手にやっているのかと思っても見たのですが、そうじゃないような。(笑)それに両脇に四人のダンサーがいますが、この方たちの踊りはルーシー以上に下手でした。見ている方としてはここはきちっと踊ってもらいたかったです。
(2) エマとルーシーの共演シーン
一度だけ二人が一緒に歌うシーンがあるのですが、ここのルーシーは非常によかったです。手の表情も(1)の娼館シーンとは打って変わって情感豊かでした。何より彼女の歌唱力が秀でていますので、聞いていてルーシーの感情は非常によく伝わりました。ですが・・・エマの歌唱力がルーシーに比べて劣るため、二人の存在感は均衡すべきだと思いますが、ルーシーに負けてしまっていました。これはエマという役柄がルーシーよりも難しい点もあると思いますが、一番の違いは歌唱力でした。


やや辛口も書きましたが、本当にすべてのシーンが素晴らしくてとても書ききれないのが残念です。
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by yumi-omma | 2006-03-23 11:27 | チョ・スンウ